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自称エイリアンの、かんたんな自己紹介&活動記録

産地: 地球、日本、関西、神戸。海を愛する60年代生まれ。
ごく普通に、日本で公立幼稚園から小学校、中学校に進学。この間ずっといじめや仲間はずれで苦労する。自分の居場所が日本にないように感じ、高校でアメリカに留学。「ヘンな人」もありのままに受け入れてくれる社会に、ホッと安らぎを見出す。日本の公立高校を卒業。英語で授業をする日本の大学へ進学。留学でことばの面白さににハマり、言語学を学ぶ。

卒業後は流通業に勤めるが、接客をすれば他人の感情を読めないため相手を怒らせ、伝票計算をすれば数字に異常なまでに弱いための計算ミスをして怒られ、事務職に転属すれば電話番をしながらパソコンを打つといった複数の仕事を同時進行できず、電話をとるたびにパニックを起こす…といった具居合いで、あらゆる仕事にまったくの無能ぶりを発揮したため、周囲からは怠けていると誤解され、本人にも理由がわからず大いに悩みかなりウツになる。

その後最初の職場を退職、人材派遣で働いている頃、同郷の相方に出会い結婚。いたって普通の結婚生活にあまりにも激しい不適応を起こしたため、異常な反応の原因を探るうち、三十代なかばにして、自閉症スペクトラムに属すると判明する。

自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群に関する基本情報はこちら
私自身の状態と、自分について思っていることはこちら


現在は相方の仕事の都合で関東の地方に在住。会社や組織の対人関係をこなすのは難しいため、一人でパソコンに向かって書き物や翻訳作業をしている。
特徴: 多種多様な本を乱読(活字依存症?)、雑学知識が妙に多く、好奇心旺盛。
定住して、そこの社会に適応するのが難しい反面、旅行は大好き。世界20カ国以上を旅したサバイバル系貧乏旅人。エスニック料理大好き。世界中の屋台の安メシにトライしてきたが、いまだ食あたり知らず。
主な活動:
2010年6月、初めての翻訳本『発達障害の子どもの視知覚認識問題への対処法』(東京書籍)刊行。
専門書的な内容が多かったので、苦闘した。
2009年7月、「ザ!世界仰天ニュース」で放送される。取材が来たこと自体、仰天。
自分の人生の再現ドラマを見るのって、ヘンな気分だった。
2008年7月、『僕の妻はエイリアン』 新潮文庫版が刊行。
2008年1月、『エイリアンの地球ライフ』(新潮社)刊行。
生活のヒントや、自分にとって役に立った「エイリアン的世の中対処法」をまとめた本。
2006年9月2日、岡山で体験型の講演会。PowerPointを使い、画像だけでなく今回は効果音までつけて奮闘。百数十人という大規模。
NPO法人ケセランパセラン(主催者)さまの報告ページ
2006年5月29〜6月1日、NHK教育TVの「ハートをつなごう・発達障害」で「僕の妻はエイリアン」が短く紹介される。著者も番組に出演。テレビ映りがすごく悪くて、ショック。
2006年1月28日、ABA発達支援ミーティングにて短いスピーチ発表。
2006年1月18日、神戸心の健康センターにて2時間という長〜い講演。

本の関連ではなく専門職むけでしたが、なぜかタイトルを「『僕の妻はエイリアン』〜自閉症の人と共に生きる暮らし」にしてしまった(…)ので、講師が男性だと思って来場された方、多数(反省)。PowerPointを使うプレゼン、第二弾。「ぼくつま本」に寄せられた親からの気になる意見など、専門職の方々に伝えたいと思ったことをなるべく色々お話した、つもり。
2005年9月、『僕の妻はエイリアン』(新潮社)刊行。夫の目線から、エイリアン妻?!とのすったもんだの結婚生活を描いた、ユーモア・ノンフィクション。
2005年7月9日 神戸で兵庫県精神保健福祉協会主催の講演。

「〜自閉症スペクトラムから見た感覚世界〜」と題して、自閉系の世界を「体験的に理解する」試みをさらに発展させたものを発表。初めてパソコン持参でPowerPointを使った本格プレゼン形式に挑戦。緊張もひとしお。
 
2004年10月29日 雑誌『週刊金曜日』に取り上げられる。

発達障害支援法についての特集で、成人の発達障害者の一例として1Pのインタビュー記事として掲載。題は「お化け屋敷の中を手探りで動いているような感覚で生きている」。筆者はノンフィクションライターの品川裕香さん。
2004年7月29日 養護学校の先生方のお招きで、自閉系の世界を「体験的に理解する」一風変わった参加型ワークショップを実施。
2003年12月 半生記 『地球生まれの異星人』刊行(花風社)。
生まれてから診断を受けるまでの生育歴をまとめた本。当時、日本ではまだ自閉系の本人が書いた本は珍しかった。
F.A.Q.
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