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地球産エイリアン=「自閉症スペクトラム」の人について

自閉症
スペクトラム
とは

ごく簡単に言えば、こんな感じの人のことです。
スペクトラム全体をざっと見渡した図がこちら。

自閉症スペクトラム図解

そして、自閉症スペクトラムの人が、多かれ少なかれ、
みんな持っている主な特徴がこちらです。
ただし、現れ方には個人差がたいへん大きいです。
そのアンバランスさ自体が、もう一つの特徴とさえ言えるでしょう。
同じ人でも、その時々で現れ方はかなり変化します。

自閉症の三つ組


図の出典:『エイリアンの地球ライフ』(新潮社)  図の製作:児島麻美
※Web上で見やすいように、一部文字を改変しています。 ※図の転載・二次使用はお断りしています。
診断名に
ついて
自閉症の傾向があるさまざまな人たちのことをひとまとめにして、「自閉症スペクトラム」(=自閉症連続体)と呼ぶようになったのは、だいたい1990年代頃からですし、自閉症の研究にも諸派があるため、現在でも、また医師によっても、いろいろな見解があり、診断もまちまちです。

診断名もいろいろで、
「自閉症」、「高機能自閉症」、「自閉症スペクトラム(スペクトル)」「広汎性発達障害(PDD)」「アスペルガー症候群(AS)」、「高機能広汎性発達障害」、「特定不能の広汎性発達障害」、「アスペルガー障害」、「自閉性障害」、「非定型自閉症」、などなど…(まだ他にもあります)。

※このページの診断名には、(あるものについては)Web上のフリー百科事典、ウィキペディアへのリンクを張ってあります。ほとんどがまだ書きかけの項目ですので参考程度ですが、ごらんになりたい方は、診断名をクリックしてください。

私は個人的に、難解な専門用語はあまり好きではないので、自閉症スペクトラムに含まれる人たちのことを「自閉系・異星人」と(あくまで個人的に)呼んでいます。

異星人というのは、本人も周囲も、「まるでよその星に間違って生まれてしまったような感じの違和感」を、地球で感じている人が多いためです。

自閉症スペクトラムは、発達障害の一種で、同じく発達障害である、「注意欠陥多働障害(ADHD)」(注意力・衝動性の制御が困難)、「学習障害(LD)」(知的障害はなくても、文字や数学の認識が困難)などと重複するケースが多くあることがわかってきていますが、 いずれも、脳の機能障害によっておこるものであり、傾向と度合いの強さによって呼び名が違ったり、診断名が違ったりします。

また、生まれつきでなく、事故や病気等によって脳に損傷をうけた人の中にも、自閉症やLD、ADHDと同じような症状を示す事例があるそうです。

診断名は、傾向がもっとも強くみられるものにつくだけで、実際には、こういった複数の障害の傾向を、程度の差はあれど、一人の人がいくつか同時に持っている場合がたいへん多いのです。
BOOKS, etc. もっと詳しく知りたい方のための本や資料はこちらから。
私の場合 「自閉症スペクトラム、私の場合」(私自身に現れている特性や、診断についての考え方など)
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